仕事に追われる人はワーカホリズムかも?ワーカホリズムの予防法3選
皆さまは「ワーカホリズム」という言葉をご存じでしょうか。
ワーカホリズムとは、一言でいうと「強迫的に働いている状態」のことです。この状態が長く続くと心のゆとりがなくなり、肉体疲労も増え、心身に不調をきたします。こうした強迫的な働き方で心身の健康を損なってしまうと、元通りに治すことが難しく、人生が台無しとなる可能性すらあります。
この記事では、そんな恐ろしいワーカホリズムに陥らないための予防法を3つご紹介いたします。
予防法その1:自分のスケジュールを見返す
みなさまは普段、スケジュール管理は行っていますか。管理しているという方も、予定を登録しているだけで、終わったスケジュールを見返していないのではないでしょうか。しかし、実はワーカホリズムを予防するためには「スケジュールを見返す」ことが大切になります。
最近心に余裕がない、身体が疲れている、日々がイキイキしていないと思う方は、ぜひ一度スケジュールを見返してください。スケジュール管理をしていない方は、これを機に始めてみてはいかがでしょうか。
スケジュールの見返しは、1日、1週間、1ヶ月単位で行うことが有効です。1ヶ月のスケジュールを確認すると、全体のバランスの歪みに気づくことができます。1週間単位で確認することで、曜日ごとの偏りがわかります。さらに1日単位で確認することで、詳細な時間の使い方が把握できます。
過去1ヶ月のスケジュールが仕事のことで埋め尽くされていて、プライベートや息抜きのためのイベントが少ない場合は危険信号です。ワーカホリズムに陥らないよう、これからの予定の入れ方を考え直す必要があるかもしれません。
予防法その2:「ジブン時間プラン」を考える
ワーカホリズムに陥らないためには、仕事と生活のバランスを整えることが大切です。みなさんは自分の時間は取れていますか?
自分の時間が取れていないと感じる場合、そのパターンには2つあります。1つは、自由な時間はあるが、何をしたらいいかわからず時間を無駄にしてしまうパターン。もう1つは、自由な時間をどう作ったら良いかわからないというパターンです。
どちらのパターンも「ジブン時間プラン」を作成することで解決できます。「ジブン時間プラン」の作成は簡単です。自分がやりたいこと、必要な時間、その時間を作るための行動プランを立てるだけです。
例えばサウナ好きの方が、行きつけのサウナのロウリュウイベント(19時開始)に行きたい場合を考えます。19時までにサウナに到着するためには、何時までに仕事を終えれば良いか。そのためにどうしたらいいか。このプランを立てるということです。
ただし、プランを立てるだけで実行できなければ意味がありません。そのため具体的かつ現実的なプランを考えることをお勧めします。
最後に、立てたプランを上手く実行するためのポイントを1つお伝えします。それは自分の限界を把握し、上手に周囲に頼ることです。
さあ、あとは行動に移すだけ!行動に移せたら自分を褒めてあげてください。
自分のやりたいことをする時間を確保して、ワーカホリズムを予防していきましょう。
予防法その3:自分を褒めること
仕事熱心で真面目な方ほど、ワーカホリズムに陥りやすいことがわかっています。よくある例としては、気づかぬうちに仕事に追われ、それが当たり前となり、ワーカホリズム(強迫的に働く状態)になる。そして限界を超えて働き続け、ある日突然バーンアウト(燃え尽きたように無気力になること)してしまうというパターンです。
バーンアウトを招くワーカホリズムの予防に大切なのは、自分を褒めることです。みなさんは普段仕事を終えた自分のことを褒めていますか?
小さなゴールを設定し、達成するたびに自分を褒める。そうした工夫をすることで、情熱や活力を高めることができます。まずは1日頑張った自分を褒めるところから始めましょう。それを1週間、1ヶ月と続けていくことで情熱や活力をもって仕事ができる状態を作ることができます。こうした心の火が消えない仕掛けをつくり、楽しく続けられる働き方の実現を目指していきましょう。
まとめ
この記事ではワーカホリズムの予防法3選をご紹介させていただきました。
大切なのは仕事と向き合うだけでなく自分と向き合うことです。
仕事は人生の中で最も多く時間を占有します。だからこそ、改めて仕事との付き合い方を考え、自分を大切にしてあげてください。
この記事が、皆様の明日からの行動を変えるきっかけとなれば嬉しく思います。
次回の記事もお楽しみに。